2007年1月8日(月)「しんぶん赤旗」
残業代ゼロで自民幹事長
経営者・政府はもっと説明を
自民党の中川秀直幹事長は、七日放映のNHK「日曜討論」で、事務職労働者の残業代をゼロにし、労働ルールの破壊と貧困化をさらにすすめる「ホワイトカラー・エグゼンプション」について、「本来はサラリーマンや家族から歓迎されるべき」とのべ、その必要性を表明しました。
ただ、通常国会での関連法案提出については、「サラリーマンのためになることが理解されなければならないが、説明が経営者も政府も十分じゃない」とし、さらなる説明が必要との立場を示しました。
一方、公明党の太田昭宏代表は、「賛成、反対が極端に分かれており、一つの形に持っていくのは簡単ではない。慎重であるべきだというのが基本的な主張」などとのべました。