2007年1月5日(金)「しんぶん赤旗」
第三回中央委員会総会への幹部会報告の骨子
はじめに――会議の目的について
一、内外情勢の進展と日本共産党――大会から一年、選挙戦を展望して
自民党政治の三つの異常をただし、情勢を前向きに動かす
(1)過去の戦争への無反省――今後の問題として首相に二つの点をもとめる
(2)アメリカいいなり――改憲の道は国民との矛盾を広げ、世界の流れに逆行する
(3)大企業中心主義――貧困打開、生活防衛の国民的運動をよびかける
教育基本法改悪と今後のたたかいについて
政党状況の特徴と、二つの全国的選挙戦にのぞむ政治的構え
(1)自民党政治と正面から対決する力をのばす――安倍・自公政治の「脆(もろ)さ」と「弱さ」
(2)「二大政党づくり」を本格的におしかえす――今日の民主党をどうみるか
(3)日本共産党の役割、値打ち、全体像を広く国民に語り広げよう
野党外交の新しい発展――歴史と綱領のもつ生命力
二、地方政治の新たな特徴と、政治的対決の中心点
自公民「オール与党」対日本共産党――政党配置の特徴
地方政治をめぐる政治的対決の中心点について
(1)「住民福祉の機関」としての自治体の役割をまもるのか、投げ捨てるのか
(2)大企業の「呼び込み」と巨額補助金――新しい形での「逆立ち」政治をただす
(3)税金を食い物にした腐敗――談合汚職の一掃、不公正な同和行政の完全終結を
(4)国による地方自治と地域社会の破壊から住民と地域をまもる
日本共産党地方議員団のかけがえない値打ち
三、「支部が主役」で選挙戦に必ず勝利を
いっせい地方選挙、参議院選挙にむけた選挙戦の様相と、政治的構え
(1)選挙戦の激しさと厳しさを直視し、どの党にもまけない政治的構えととりくみを
(2)自治体再編などにともなう新しい条件にそくした攻勢的なとりくみを
(3)いっせい地方選挙と参議院選挙との関係について
三月八日(前半戦投票日一カ月前)までにやるべき二つの課題を提案する
「支部が主役」の選挙戦――この一年間の努力を花開かせよう
(1)綱領・決定の学習と討議を、元気のでる政治指導を最優先させる
(2)「支部が主役」の活動の豊かな広がりを、選挙勝利に結実させよう
――要求をとらえた多彩なとりくみの広がり
――「職場講座」を力にした職場支部の活性化
――支部会議の定例化なくして「支部が主役」の活動なし
――「支部が主役」の配達・集金体制の確立・強化
――自覚的支部づくりとむすんだ党勢拡大の推進
(3)地区機関の活動改善と強化について
――長期・短期の政治目標を明確にすることの重要性
――支部をはげます機関の政治活動にとりくむ
――全支部を視野に入れた双方向・循環型の活動
――時間をとった機関での討議・意思統一が大切
――持てる力をくみつくし、機関体制の強化を
党機関としてとりくむ選挙独自の仕事、それを保障する指導体制について
若い世代への働きかけを思い切って重視し、若い力が輝く選挙に
むすびに――党大会後の努力のすべてを選挙勝利に実らせよう