2006年12月14日(木)「しんぶん赤旗」
建設国保強化を
党国会議員団 財務省に申し入れ
日本共産党国会議員団・建設国保対策委員会(責任者・笠井亮衆院議員、事務局長・大門実紀史参院議員)は十三日、「建設国保の育成・強化」について財務省に申し入れました。田中和徳副大臣が対応しました。
党国会議員団からは、穀田恵二、佐々木憲昭、塩川鉄也各衆院議員、大門実紀史、仁比聡平各参院議員が参加。全国建設労働組合総連合(全建総連)から、伊藤義彰委員長、佐藤正明書記長ら役員多数が同席しました。
冒頭、大門議員が「国民医療を拡充し建設国保組合の育成・強化と国保組合に対する国庫補助の従来水準の確保、そのため、国保組合に対する特別助成は厚生労働省の概算要求額二百八十一億一千万円の満額を確保してもらいたい。一生懸命努力している建設国保までも、一律にカットするというやり方はどうか」と発言しました。
続いて全建総連の佐藤書記長が「組織一丸となって保険料100%収納に取り組んでおり、医療費の適正化に努めるなど健全運営の努力をしており実績もある。安定した運営が続けられるようにしてほしい」と予算確保を訴えました。
田中副大臣は「みなさんは健全運営の努力を続けており、きびしい中ですがもう一回相談してみることにしましょう」と発言しました。