2006年12月12日(火)「しんぶん赤旗」
「社会を変える自信得た」
青年と志位委員長がトーク
日本共産党の志位和夫委員長と青年たちのトーク集会が十日、新潟市で開かれました。直前に行われた日本共産党大演説会にも参加した青年たち四十人。熱気冷めやらぬ雰囲気のなか、職業や生き方について質問がつぎつぎ。志位さんは「自民党政治が行きづまり社会を変えるとき。日本共産党と民主青年同盟の仲間としてたたかいましょう」と呼びかけました。
「オレが就きたい福祉の仕事がどうなるのか心配です」と長岡市の学生。志位さんは、「たしかに負担増や切り捨ての厳しい現実があります。でも、たたかいは起きています。障害者自立支援法の問題では一万五千人もの大集会などがあり、政府・与党も手直しをよぎなくされつつあります。国政でも地方政治でもたたかうことが大切。いっせい地方選挙と参院選はチャンスですね」。
「韓国訪問はどうでしたか」。質問に答えて志位さん、「延世大学で学生と交流したことは楽しかったですよ」。日本の歴史認識問題で反日感情が強いうえに、独特の反共風土があり「学生たちは最初、緊張していた」といいます。
日本共産党が侵略戦争に反対し植民地解放のためにたたかったこと、いまの憲法九条を守る草の根の運動を紹介するなかで、「最後は打ち解けて、ある女子学生は『日本に共産党があるのがうらやましい』と感想をのべました」。志位さんの話に集会の青年たちも笑顔で聞き入りました。