2006年12月9日(土)「しんぶん赤旗」

太平洋戦争開始65周年

戦争のない社会を子どもに


「赤紙」配り訴え

 太平洋戦争開始六十五周年の八日、全国各地で「二度と戦争をしてはいけない」との声が響きました。母親全国連鎖行動で、東京・銀座の有楽町マリオン前とJR御茶ノ水駅前では日本母親大会連絡会と東京母親大会連絡会のメンバーが戦前の召集令状(赤紙)のコピーを手渡し訴えました。

 「母親の『二度と戦争をしてはいけない』の思いを形にしたのが憲法です。子どもの明るい未来をつくるのは私たちおとなの責任。憲法と教育基本法を守り、平和な社会を子どもに贈るため手をつないでいきましょう」

 憲法九条改定や、教育基本法改悪案の審議のすすめ方、税金のあり方などへの賛否をたずねるシール投票をよびかけると通行人が次々と応じました。台東区に住む男性(74)は「戦争はしてはいけないね、ひもじかった思い出しかないよ」と話しました。


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