2006年12月1日(金)「しんぶん赤旗」
ドーハアジア大会
45国・地域 集い開幕へ
アラビア半島で初
【ドーハ=青山俊明】四年に一度のアジアスポーツの祭典がアラビア半島で初めて開かれます。カタールの首都ドーハを舞台にした第十五回アジア競技大会は、史上最多の四十五の国と地域から一万三千人をこえる選手・役員が集い、一日午後七時(日本時間二日午前一時)すぎから、ハリファ競技場で開会式が行われ、開幕します。
ドーハの街中では、あちこちで「あなたの暮らしにアジア競技大会を」と記された巨大なポスターが目に付きます。競技場周辺にはのぼり旗が立ち並び、アジアの若人たちを歓迎しています。
開会式に先立ちサッカー、野球など六競技がすでに始まり、競技会場と市内の要所を結ぶ循環バスも登場しました。
三十日には聖火リレーがドーハ市内を回りました。過去に大会が開かれた韓国釜山、広島など十五カ国・地域を巡った聖火はドーハ市民らの歓迎を受けました。一日の開会式でハリファ競技場の聖火台にともされます。
大会は十五日まで熱戦を繰り広げるとともに、アジア各国・地域の選手が友好を深め合います。