2006年11月25日(土)「しんぶん赤旗」
豪遊問題で石原都知事
「情報操作」とデマ
「認識改めて」と記者が批判
東京都の石原慎太郎知事は二十四日の記者会見のなかで、同知事の超豪華海外視察の問題に関連して「メディアの姿勢にも問題がある」「共産党が情報操作しましたって陳謝して会見している。そのオペレーションの中であなた方は報道した」と事実をゆがめる発言をおこないました。
これに対し、複数の記者から「情報操作をしたと共産党が認めていると私どもはとらえていない。共産党の尻馬に乗って書いているわけではない」「情報操作という話があったが、その認識は改めてもらいたい」との声があがりました。
この問題について、日本共産党都議団の吉田信夫幹事長は「曽根はじめ都議の謝罪というのは、ブログ(ホームページ)で、事前レクをおこなったかのような書き方をしたことについてのものです。それについて、自らの超豪華海外出張や都政私物化に対する批判をかわすために、石原知事が事実をゆがめた発言をおこなったことは許せません」とコメントしました。