2006年11月20日(月)「しんぶん赤旗」
ゆるすな教育基本法改悪!
命を投げ出す人づくり反対
新潟で総行動
憲法を守る新潟県センター、消費税廃止県各界連絡会、県社会保障推進協議会、「地域経済の振興と県民のくらし・福祉・教育の充実をめざす新潟県実行委員会」の四団体は十八日、県内で教育基本法改悪反対など悪政に反対するいっせい総行動を展開しました。新潟市では、百五十人が参加して宣伝・デモ行進を実施、夜には日本共産党の吉川春子参院議員団長を迎え、決起集会を開きました。
坪谷誠県社保協会長は「今こそ怒り、立ち上がるときはない。医療・介護の切り捨て、教育基本法改悪案は許せない。阻止するまでがんばろう」とあいさつしました。
吉川議員は、教育基本法改悪案の強行採決の不当性をきびしく批判。労働法制を改悪しようとしている問題も指摘しながら、「企業、国家に命を投げ出す人づくりのための教育基本法改悪案を必ず廃案に追い込もう」と訴えました。
行動提起で憲法センターの北村新氏は、教育基本法改悪案の廃案めざし、国会会期末まで毎週水曜日に国会要請・包囲行動に参加することを訴えました。
各団体は「県内教育長への要請キャラバンでは、八割の教育長が教育基本法改正案への徹底審議を求めている。まだ参議院での審議がある。世論を巻き起こし、阻止したい」(公立高教組)と決意表明しました。
県内ではほかに、長岡市、新発田市、糸魚川市などでも宣伝、集会・デモ行進が行われました。