2006年11月20日(月)「しんぶん赤旗」
尼崎市長選 白井さん圧勝
自公候補を破り再選
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任期満了に伴う兵庫県尼崎市長選挙が十九日投開票され、日本共産党が支援し、保守・無党派の人々と共同して再選を目指した白井文候補(46)=無所属=が十万一千三百八十八票(得票率68・10%)を獲得し、圧勝しました。
選挙戦は自民・公明の推薦を受けた自民党前市議・谷川正秀候補(43)との一騎打ちとなりました。
白井候補は前市政がすすめていた阪神尼崎駅北の「空中回廊」(巨大な立体遊歩道)建設など無駄な公共事業の中止や旧同和施策の見直しをすすめ、市の借金を四年間で七百億円改善した実績を強調。
市独自の介護保険料引き下げや障害者支援などをすすめてきたことを示し、市民のくらしと福祉を優先させる市政を負担増と格差拡大の自民党政治に戻していいのかと呼びかけました。
対する谷川陣営は論戦を避けて「国・県とのパイプ」を強調し、「共産党が応援している市長だからだめ」などと民主主義を真っ向から否定する日本共産党攻撃に終始しました。
開票結果は次の通り。
当 白井 文46無現
一〇一三八八
谷川 正秀43無新
四七四八七
(投票率39・87%)