2006年10月30日(月)「しんぶん赤旗」

沖縄を平和発信地に

知事選 糸数さん推薦の各党 訴え


 十一月二日の告示まで間近に迫った沖縄県知事選(十一月十九日投票)で、糸数けいこ氏を推薦する各党代表が二十九日、那覇市内で街頭演説し、新基地建設を許さず、くらし、福祉を守る県政を実現する決意を訴えました。

 演説には日本共産党県委員会の前田政明副委員長(県議)、沖縄社会大衆党の大城一馬副委員長、社民党県連の平良長政副委員長(県議)、民主党県連の新垣安弘幹事長らが参加しました。

 前田県議は、今回の知事選が、沖縄県民の尊厳を踏みにじり、新基地を押し付ける日米両政府に県民の審判を突きつける選挙だと強調。「糸数さんの勝利で、沖縄を基地の島から平和の発信地にしよう。県民の命と平和を守る県政の実現を」とよびかけました。

 各党代表の演説をじっと聞いていた那覇市の女性(70)は「沖縄戦で妹を失いました。戦争をするための基地はどうしても許せません。嘉手納基地へのパトリオット・ミサイル配備や新基地建設にキッパリと反対する糸数さんは、本当の沖縄の心を持った人です。どうしても当選させたい」と話していました。


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