2006年10月27日(金)「しんぶん赤旗」
教基法改悪反対 ともに
連合北海道が共産党に
教育基本法改悪問題で、連合北海道(会長・渡部俊弘)の代表が二十四日、札幌市の日本共産党北海道委員会を訪れ、今国会での改悪反対を要請しました。
党道委員会から石橋哲郎副委員長(国民運動委員会責任者)、小村貞三労働部長、渡辺紫国民運動委員会事務局長が応対しました。
道連合の佐藤富夫事務局長らは「教育基本法改正論議の慎重審議を求める」要請書を手渡しました。この中で、教育基本法と憲法は表裏一体の関係であり、慎重に審議する必要があると指摘。また、野党共闘を強化し今臨時国会での成立に反対すると述べています。
懇談の中で、佐藤事務局長は「いじめなどの教育問題を法改正に結び付けるのは問題だ。今国会での成立はまかりならないというのが道連合の立場です」と語りました。今後、道連合として民主党、社民党、公明党にも同様の申し入れをしていくと話しました。
石橋副委員長は「申し入れは歓迎です。全道で教育基本法改悪反対運動を広げるため道委員会も奮闘しています。ともに頑張りましょう」と述べました。(一部地域既報)