2006年10月23日(月)「しんぶん赤旗」
教育基本法改悪阻止
京都、100カ所宣伝へ
「府民会議」がよびかけ
臨時国会で教育基本法改悪法案の審議入りが始まろうとするなか、教育基本法改悪を阻止しようと、子どもと教育・文化を守る京都府民会議が全府一帯の宣伝をよびかけ、各地で百カ所を超える規模の宣伝に取り組んでいます。二十二日には、時代祭の観光客でにぎわう京都市内で四十五カ所、舞鶴市や亀岡市などで宣伝が行われました。
教育基本法改悪に反対する宇治・城陽・久世ネットワークは、大久保イズミヤ前(京都府宇治市)で買い物客にプラスターを掲げながら、競争教育や愛国心押し付けの強化など教育基本法改悪の狙いをうったえ、署名をよびかけました。
宣伝に参加した城陽市の小学校教員の男性は、「国会では全く議論されていないし、教育基本法改悪の中身も、まだまだ国民に知らされていない。教育格差をひろげる改悪をくいとめるために、さらに広げていきたい」と話していました。