2006年10月23日(月)「しんぶん赤旗」
大山崎町長に真鍋氏
民主町政の会 自公民・現職破る
京都
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二十二日投開票の京都府大山崎町長選では、労組や民主団体、日本共産党などでつくる「明るい民主町政の会」の真鍋宗平候補(65)=無、新=が、四千四十票(得票率50・98%)を獲得し、自民、民主、公明推薦で四選を狙った河原崎進候補(74)=現=を破り初当選しました。
午後十時半すぎ、当選確実の報が入ると、事務所は歓声と涙で包まれ、大きな拍手で、真鍋さんを出迎えました。
真鍋候補は「町政の転換点に立ち、幸せな気分です。住民の閉そく感が強かった。住民の声が反映した結果です。水問題、財政問題を解決するためがんばります」と語りました。
町長選は、府いいなりで高い府営水道を押しつけ、保育所民営化などをすすめる町政を続けるのか、まなべ町長の誕生で水道料金値下げを実現し福祉・暮らしを応援する町政に転換するのか、を焦点に大激戦を展開。真鍋候補の訴える政策に幅広い町民の共感が広がり、競り勝ちました。
開票結果は次の通り
当 真鍋 宗平65無新
四〇四〇
河原崎 進74無現
三八八五
大山崎町議選 共産党6人全員当選
任期満了に伴う京都府大山崎町議選(定数十六、立候補十九人)が二十二日投開票され、日本共産党の堀内こうきち(56)、安田くみ子(55)、たての満代(52)、しぶや進(55)=以上現=、あさこ直美(38)、神原郁己(47)=以上新=の六氏全員が当選し、現有六議席を確保しました。日本共産党の議席占有率は37・5%になり、引き続き全国一となりました。
日本共産党の六候補は水道料金の値下げや、介護保険・利用料や国保税の減免、三つの町立保育所の堅持、住民負担なしの中学校建て替えなど、くらしと福祉優先の町づくりを訴えて支持を広げました。