2006年10月20日(金)「しんぶん赤旗」
高金利引き下げを
党国会議員 東京で宣伝
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サラ金などの高金利引き下げ問題で、日本共産党は穀田恵二国対委員長ら衆・参両院の国会議員七人が十九日、東京・有楽町駅前で街頭宣伝を行い、「サラ金の暴利をこれ以上許してはならない。大きな世論の力を」と訴えました。
穀田氏は、政府・与党の貸金制度「改革」案が、利息制限法の上限金利の実質的な引き上げなどを盛り込んだことに、市民団体や弁護士など幅広く批判が集まっていると指摘。「国民の力でここまで追い込んだ。さらに声を強めていきましょう」と呼びかけました。
日本共産党「高金利引き下げ対策チーム」事務局長の仁比聡平参院議員は「債務者を自殺にまで追い込むサラ金業者の取り立ては本当にひどい。高金利引き下げにただちに取り組むのは政治の責任だ」と語りました。
同チーム責任者の大門実紀史参院議員は、安倍内閣の閣僚の多くがサラ金業界から資金提供を受けていることを指摘。「格差社会で一番被害をうけた人たちが、高金利で二重に苦しんでいる。国会で最後まで頑張ります。支援の声を広げていただきたい」と訴えました。
赤嶺政賢、佐々木憲昭、吉井英勝各衆院議員と井上哲士参院議員もマイクを握り、高金利の即時引き下げを訴えました。