2006年10月18日(水)「しんぶん赤旗」
運動を広げて 廃案に
教育基本法改悪阻止へ国会前集会
「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」は十七日、東京・千代田区の衆院第二議員会館前で集会を開きました。教職員や青年、市民ら約四百人が参加し、改悪案反対を訴えました。
集会では参加者が各地のとりくみなどを報告。「運動を広げ、絶対廃案にしよう」との発言が相次ぎました。集会後は国会と首相官邸に向けて、「国家は内心に介入するな」「愛国心の押しつけ反対」「教育の機会均等を守れ」とシュプレヒコールをあげました。
日本共産党から高橋千鶴子衆院議員が参加。「10・14教育基本法改悪反対大集会」に二万七千人が参加したことにもふれながら、ともにたたかう決意を表明しました。
同連絡会は大内裕和・松山大助教授、小森陽一・東京大教授、高橋哲哉・東京大教授、三宅晶子・千葉大教授の四人が呼びかけ人で、教職員は所属組合の違いを超えて参加しています。今後も毎週火曜日に国会前集会を予定。十一月十二日には東京・日比谷野外音楽堂で全国集会をおこなうことにしています。