2006年10月18日(水)「しんぶん赤旗」

主張

赤旗まつり目前

誘い合って、出かけませんか


 四年ぶりの赤旗まつりが約半月後、目前に迫りました。十一月三日(祝日)から五日(日曜)までの三日間、会場は東京・江東区の「夢の島公園」で開かれます。

 会場の公園は、四年前よりも木々が大きく成長し、ゆったりした気分で楽しめます。イチョウなどの落葉樹がほのかに色づき始め、まつりのころには秋のたたずまいがいっそう深まることでしょう。ご家族やお知り合いと誘い合わせて、ぜひお出かけになりませんか。

英気養う好機に

 赤旗まつりは、家族そろって政治と文化を楽しむことができます。日ごろと違った環境で、家族や友人との交友を深め、明日の英気を養う絶好の機会です。プログラムの準備や会場の設営は着々と進んでいます。

 今回で三十九回を数える赤旗まつりは、毎回、そのときどきの日本と世界の重大問題を取り上げ、理性と良識のメッセージを発信する、一大政治集会となってきました。

 今回はとりわけ安倍内閣の発足直後、臨時国会の真っ最中に開かれます。北朝鮮の核実験が世界的な大問題となり、国会では教育基本法の改悪案や改憲のための手続き法案の審議が重大段階を迎えます。

 まつり二日目に中央舞台で行われる日本共産党の志位和夫委員長の記念演説や三日目の市田忠義書記局長とエッセイストの海老名香葉子さんとの対談、まつり初日にBumB(ぶんぶ)東京スポーツ文化館メインアリーナで行われる不破哲三社会科学研究所長の「科学の目」講座などに注目が集まっています。

 政治プログラムでは、「憲法九条と世界・日本」「くらしと仕事が壊れる」「改悪反対! がんばれ教育基本法」「基地強化ノー」の四つの討論企画も、出演者が決まり準備が進んでいます。赤旗記者が語る「しんぶん赤旗の魅力」も、人気の企画です。

 今回の赤旗まつりは、来年予定されるいっせい地方選挙と参院選挙に向けての決起の場ともなります。まつり二日目には、二つの全国的選挙に向けて、候補者の紹介と決意表明が予定されています。

 日本共産党の姿が丸ごと分かる「政党としての大道を歩む日本共産党」の展示は、今回はBumB東京スポーツ文化館の二階ロビーで、じっくりと堪能できます。

 各界から一流の人たちが出演する文化・芸能のプログラムや、若者、子ども、スポーツなど多彩な催しでも毎回、評判を呼んでいます。

 今回は「デューク・エイセス&しゅうさえこ」をはじめ韓国から初参加するコーラスグループ「サム・トゥッ・ソリ」やロックバンドの「ソウル・フラワー・ユニオン」、サルサバンドの「グルーポチェベレ」、ソプラノ歌手の半田美和子さん、若手実力派歌手の普天間かおりさんなど、多くの方が参加を予定しています。柳家小三治さんらが出演する青空寄席も、赤旗まつりならではの魅力です。

参加者が主役で

 赤旗まつりは、参加者自身が主役の、新しい日本のまつりとして定着し、発展してきました。全国すべての都道府県から名産を持ち寄る物産模擬店や大バザール、大書籍市、憲法改悪反対運動や消費税・庶民増税反対、基地強化反対の各地の活動を交流するコーナーなどもあります。

 会場内はバリアフリーに心を砕き、車いすで移動できる道路も確保されています。会場への交通手段も便利になりました。一人でも多くの方に声をかけ、参加券を届けて、大きく成功させようではありませんか。


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