2006年10月8日(日)「しんぶん赤旗」
棚田 ずっと残したい
宮崎・日南のサミットに1500人
宮崎県日南市で六、七の両日、「第12回全国棚田(千枚田)サミット」が開催され、のべ千五百人が参加しました。
六日は、日南市内の体育館などで集会や交流会が開催され、「農家の高齢化や後継者不足の中で、どのようにして棚田を守り、未来に伝えていくか」とのテーマで意見が交わされました。
七日は、「日本の棚田百選」に選定されている同市坂元棚田内で、地元の小学生による研究発表や合唱、棚田の見学会がありました。
発表者の一人(小六)は「僕も学校の授業で稲刈りをしたことがあります。棚田をつくった昔の人たちは、大変だったと思う。これからもこの坂元棚田を、ずっと残していきたいです。できれば世界遺産になったらうれしい」と話していました。