2006年9月27日(水)「しんぶん赤旗」

教育基本法改悪に反対

10・14大集会成功へ

全教など署名提出


 全教(全日本教職員組合)、教組共闘連絡会、子ども全国センター、教育基本法全国ネットワークの四団体は、教育基本法改悪法案阻止を掲げ、国会内で院内集会を開きました。改悪反対署名十六万人分を会場に積み上げ、「教基法は臨時国会の最大の焦点。断固たたかい抜こう」と各地の運動を交流しました。

 子ども全国センターの三上満代表委員は、「うちの子にとって教育基本法とは」という問いかけが大事だとのべ、「教基法改悪とは、競争や序列化で、他人を出し抜くことや、勝つことだけにしか喜びを感じない子どもをつくっていくことであり、それは子どもたちをおとしめることだ」と指摘。「うちの子をおとしめるな」の声を広げていこうと訴えました。

 「十月十四日に東京・明治公園で開かれる『10・14大集会』に一万人の教職員が参加しようと職場で一人ひとりの教職員に声をかけている」(都教組)、「都教組のみなさんの協力を得て、教育懇談会を開いている」(新婦人都本部)、「すべての組合員が立ち上がろうととりくみを強め、首長・教育長との懇談をすすめている」(埼教組)、「県内二十駅頭の一斉宣伝などこれまでにないとりくみを計画。行動参加者が元気になっている」(全教千葉)などの発言がありました。

 日本共産党の石井郁子副委員長・衆院議員、穀田恵二国対委員長ら国会議員団とエールを交換し、署名を託しました。提出した署名は二百三十三万人分になりました。


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