2006年9月27日(水)「しんぶん赤旗」
子どもの医療費
東京都が助成拡大を検討
共産党は中学まで拡大求め条例案提案
東京都は二十六日の都議会本会議で、子どもの医療費助成の対象年齢の拡大について「具体的な検討に着手している」ことを明らかにしました。日本共産党の曽根はじめ都議の質問に、山内隆夫福祉保健局長が答えました。
都は現在、小学校入学前の子どもを対象に医療費助成を実施しています(所得制限あり)。日本共産党は、都民運動と結んで子どもの医療費助成の拡充を一貫して求めています。現在開かれている都議会定例会にも、対象年齢を中学校卒業まで拡大し、所得制限を撤廃する条例案を提案しています。
都内では、八区で中学生まで、八区二町で小学六年生まで独自に対象を拡大し、特別区議長会や市長会も所得制限の撤廃や対象年齢の拡大を都に要望するなど、子どもの医療費助成の拡充を求める動きが強まっています。