2006年9月21日(木)「しんぶん赤旗」
白井市長を支援
兵庫・尼崎市長選 共産党が表明
十一月十二日告示、十九日投票の兵庫県尼崎市長選で日本共産党尼崎地区委員会は二十日、二期目をめざす現職の白井文市長(46)=無所属=を支援してたたかうことを明らかにしました。
白井市長は、九月五日の市議会で立候補を表明。ほかに、前議長で自民党の谷川正秀市議(43)が立候補表明しています。
同地区委員会は同日、「日本共産党は白井文市長を支援し全力でたたかいます」と題した声明を発表しました。
声明は、市長選は、市民の視点で暮らしを守る市政か、社会保障削減や大幅負担増をすすめる自公政権、県政との連携で悪政を持ち込み、市民生活をさらに苦しめるのかがかかった選挙だと指摘。四年前、無党派の人びとと日本共産党が共同した力で誕生した白井市政の施策や提案について、生活弱者への市民福祉金を廃止したことなどの問題点を指摘するとともに、▽情報の開放をすすめ、住民の意見を聞くしくみをつくった▽開発事業および旧同和施策を見直した▽財政が厳しいなか、住民負担の軽減と健康保持につとめてきた―など前進面を五点あげ、「総合的に判断して、日本共産党は四年間の白井市政を評価します」と表明しています。