2006年9月10日(日)「しんぶん赤旗」
人間らしい働くルールを
全労連女性部大会始まる
「憲法・教育基本法改悪を許すな、男女平等・人間らしい働くルールの実現」などを掲げて、全国労働組合総連合(全労連)女性部の第十七回定期大会が九日、東京・文京区の全労連会館で始まりました。大会は十日まで。
柴田真佐子女性部長があいさつしました。「女性労働者がいきいきと働ける職場づくりを」と男女雇用機会均等法の実効ある改正を求めて、職場チェックアンケートや宣伝・学習、国会要請行動などの多彩なとりくみをすすめてきたことを報告。さらに機会均等改正法付帯決議を活用して運動をすすめていこうとのべました。
また、「職場での所属組織の違いをこえて、九条守れのとりくみがすすんできた」と、憲法と教育基本法改悪反対の各地のとりくみを紹介。臨時国会へ向けて、地域住民と力を合わせて運動をすすめていくことをよびかけました。
角田季代子事務局長が、二〇〇六年度運動方針案を提案しました。憲法・教育基本法改悪反対の運動をすすめ、男女ともに仕事と家庭を両立でき人間らしく働けるルールをつくらせることなどを提起。幅広い人々と共同して、医療・社会保障制度の拡充、増税反対のとりくみをすすめようとのべました。
日本共産党の吉川春子参院議員、木村康子第五十二回日本母親大会実行委員長が来賓あいさつしました。
第一日の日程終了後、『明日をみんなのちからで 全労連女性部結成とそのたたかい』(学習の友社)の出版記念会が開かれ、参加者が懇談しました。