2006年9月8日(金)「しんぶん赤旗」
裏金問題 徹底究明を
岐阜 市民らが「求める会」結成
岐阜県庁の裏金問題をめぐり、「徹底究明を求める会」の結成総会が七日夜、岐阜市内で開かれ百人を超す市民らが参加しました。
呼びかけ人を代表して日本共産党の大須賀しずか市議が経過を報告し、「総会を契機に、世論と共同の行動を広げて、問題の徹底究明と裏金の全額返還を求めていこう」とあいさつしました。
大西啓勝県議の報告に続き、六人の参加者が意見を表明しました。
年金生活者の男性は、「年金者の生活がますます苦しくなっているが、前知事や県幹部らは裏金をつくり流用した罪は大きい。悪の最たるもの」と発言。教員の男性は、「通達ばかり出して現場を管理してきた県教委が、裏金に加担しており頭にきている」と怒りを表すと、参加者が拍手で応えました。
総会は、県に対して、梶原拓前知事らの刑事告発や徹底究明、森元恒雄元副知事の参院議員辞職などを求める決議と共同行動を確認しました。
八日には県会議長らに要請します。