2006年9月5日(火)「しんぶん赤旗」

中間地方選結果

国の悪政への怒りが共産党の前進に


 市田忠義書記局長は四日の記者会見で、この間の中間地方議員選挙で日本共産党が前進している状況を他党と比較して明らかにしました。

 一月の第二十四回党大会後から八月二十八日まで、百五十九自治体・二百六十選挙区で議員選挙が行われました。

 議席占有率でみると、日本共産党は6・8%から7・9%に前進。獲得議席数は日本共産党三百四十九、自民党百四十九、公明党二百三十九、民主党六十三、社民党五十二です。昨年の衆院選比例得票比でみると、日本共産党129%、自民党41%、公明党74%、民主党17%、社民党57%となっています。

 市田氏は「地方経済や住民のくらしを破壊する国政への怒りと、その国の悪政に輪をかけたような地方自治体の悪政に対する怒りがあり、それが日本共産党への前進として現れている」と指摘。「来年のいっせい地方選挙の準備をやりながらあわせて参院選を一体的にとりくむようにしたい」と決意をのべました。


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