2006年9月3日(日)「しんぶん赤旗」
第39回赤旗まつり
中央舞台
一緒に歌いませんか
うたごえ合唱団 参加者募集
「いのちと平和を守る願いを込めて、ご一緒に歌いませんか」―。第三十九回赤旗まつり(東京・江東区「夢の島公園」)の三日目(十一月五日)に出演するうたごえ合唱団が、中央舞台で一緒に歌う人を募集しています。
一緒に歌うのは、「子どもを守るうた」と「ねがい」の二曲です。
「子どもを守るうた」は、一九五〇年代に教員の勤務評定反対運動のなかから生まれたもので、「子どもたちよ すこやかに育ちゆく 子どもたちよ」に始まり、「子どもたちを 戦争へおくるな」と結ぶ構成曲。当時、福岡県大牟田市の教師だった上野博子さんの作詞、三池炭鉱の労働者だった荒木栄さんの作曲です。
「ねがい」は、被爆地広島の中学三年生が平和への願いを込めてつくった詩を、広島合唱団の山ノ木竹志さん、たかだりゅうじさんが協力して仕上げたもの。「もしもこの頭上に 落とされたものが ミサイルではなく 本やノートであったなら」で始まる歌詞は、五番目以降を世界中の人につくってもらおうと三十一の言語に訳され、よびかけにこたえて寄せられた詩は五百七十六番までになっています。
日本のうたごえ全国協議会の小澤久事務局長は、「歴史の流れを逆戻りさせる動きが強まるなかだからこそ、憲法と教育基本法を守り生かす運動の力にしてほしい」と、多くの方の参加をよびかけています。
参加希望者は、事前に登録が必要です。当日朝(八時)のリハーサルに間に合う方に限ります。
申し込み・問い合わせは、日本のうたごえ全国協議会03(3200)0106へ。