2006年8月29日(火)「しんぶん赤旗」

教育基本法改悪阻止の秋

臨時国会のたたかいが重要

都教組 学習会に800人


 秋の臨時国会の最大の焦点の一つとなる教育基本法改悪法案を必ず廃案にしようと、東京都教職員組合が二十八日、全都情勢大学習会を中野区の中野ゼロ大ホールで開き、約八百人が参加しました。


 中山伸委員長が「子どもと教育の宝、教育基本法が危機にある。ともに学んで、秋のたたかいに備えよう」とあいさつ。渡辺治一橋大学教授が「ポスト小泉政権による憲法・教育基本法改悪のねらい―いかにたたかうか」と題して講演。民主勢力がかつてない取り組みで教育基本法改悪を阻止すれば、支配層の憲法改悪のたくらみも阻止できるとし、この秋のたたかいが非常に重要だと強調しました。

 各支部の代表が発言。「共同センターで八月上旬の一週間連続宣伝にのべ百十五人が参加し、二千枚以上のビラを配布。教育基本法改悪反対署名の返信はがき付きカラービラ十万枚を一般紙に折りこんだ」(八王子)「おやこ劇場を開催したり、反対署名を入れた封筒を各方面に送付したり、連合系の組合にも回るなどし、二十人ほどの支部で四百人分の署名を集めた」(八丈島)などの報告がありました。

 同集会の内容を学習し、十万枚ポスターの張りだし、二回の全都ターミナル宣伝、民主勢力の総決起を呼びかける明治公園での「10・14教育基本法改悪反対大集会」の成功に向けて取り組むことを確認しました。


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