2006年8月25日(金)「しんぶん赤旗」
消費税をなくす会が署名訴え
消費税をなくす全国の会と同東京の会は二十四日、東京・巣鴨駅前で、「消費税の増税は許しません」と宣伝・署名行動をしました。
東京の会は、消費税増税の是非を問うアンケート付きのはがきを入れたティッシュを用意。参加者らは残暑に汗を滴らせながら、ティッシュやビラを配り、署名への協力を呼びかけました。
署名した東京都立川市の女性(66)は、「大企業はやりたい放題にさせておきながら、収入の少ない人や汗水たらして働く人に重い税金をかけて、必用な施策をしていない。ちゃんと使われるのか、買い物するたびに疑問に思うの」と語ります。
車いすに乗った男性は署名に応じて、「何で消費税が導入されたか知ってる?」と聞いてきました。「福祉のため、といわれたけど、福祉には税金がぜんぜん使われていないよね」。男性の父親はことし、国民健康保険料などの税負担が昨年の二倍になったといい、「怒って区役所に電話したら『国が決めたことだから』と言われた。国民が政治家を見極めて投票しないといけないね」と話していました。
消費税増税計画があると聞き「ええっ」と声をあげた年金暮らしの女性も。幼い子どもを連れた女性や、トラックで配送中の若い男性も署名しました。