2006年8月24日(木)「しんぶん赤旗」
志位委員長がパキスタン訪問
来月18―21日 同国政府の招待で
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日本共産党の志位和夫委員長は二十三日、国会内で記者会見し、志位氏を団長とする日本共産党代表団が、九月十八日から二十一日までパキスタンを訪問することを明らかにしました。
訪問は、パキスタン政府の招待によるもので、シャウカット・アジズ首相と会談し、政党、議会指導者とも意見交換をおこなう予定です。昨年十月におこった大規模地震の被災地域の訪問なども予定されています。
日本共産党代表団の構成は次のとおりです。
団長 志位和夫(幹部会委員長・衆院議員)
副団長 緒方靖夫(幹部会副委員長・参院議員)
団員 小池晃(常任幹部会委員・政策委員長・参院議員)
広井暢子(常任幹部会委員・女性委員会責任者)
森原公敏(幹部会委員・国際局次長)
志位委員長は、二〇〇二年十二月にパキスタンを訪問し、当時財務大臣だったアジズ氏をはじめ、パキスタンの政府、議会指導者と会談をおこないました。また、昨年八月のアジズ首相の訪日のさいにも会談しています。
記者会見で志位氏は、「パキスタンは、人口一億五千万人を擁し、イスラム世界で重要な役割を果たしている国であり、その国の政府と、わが党との関係が重要な発展をしていることを、私たちはたいへん重視しており、訪問を楽しみにしています。広くアジアと世界の平和の問題について、意見交換をしたいと考えています」とのべました。
志位委員長
ソウルでのアジア政党国際会議へ
来月5日出発―韓国各界と交流
志位氏は、記者会見で、同氏を団長とする日本共産党代表団が、韓国・ソウルで開催される第四回アジア政党国際会議(九月七日から十日)に参加する機会に、韓国各界の人びととの交流を予定していることを明らかにしました。
日本共産党の党首が韓国を訪問するのは今回が初めてであり、志位委員長らは会議に先立つ九月五日、ソウルに到着して、日本軍国主義による植民地支配の時代に独立運動活動家を投獄してきた西大門刑務所跡を訪問し、献花するとともに、韓国各界の人びととの交流をおこなう予定です。