2006年8月7日(月)「しんぶん赤旗」
茨城・常陸大宮と常陸太田市議選
全員が当選
住民投票による議会解散を受けた茨城県常陸大宮市の出直し市議選(定数二十六、立候補二十八人)は六日に投開票され、日本共産党の金子すぐる(55)=前=、堀江かくじ(64)=前=の両候補が当選しました。
合併で発足した常陸大宮市議会は「在任特例」で旧町村議員がそのまま市議となり、議員数が多すぎると市民の批判が集まりました。日本共産党市議団は議会解散を訴え、住民の意思を尊重して辞職。市議選では、旧議会で他議員を圧倒する質問回数やこまめな議会報告活動にとりくみ、開かれた議会づくりに奮闘する党の値打ちを訴えて共感をよびました。旧緒川村議会議長の小林茂さんも本紙一日付の「北関東のページ」に共産党候補への期待を語りました。
住民投票で議会が解散されたことに伴う茨城県常陸太田市議選(定数二十六=四十二減、立候補二十八人)が六日投・開票され、日本共産党の宇野たか子候補(56)=前=が当選し、解散前の議席を守り抜きました。
合併で議員の「在任特例」が適用され、住民団体が「議員が多すぎる」として議会解散を本請求し、その是非を問う住民投票で議会は解散しました。今回の市議選は、合併による新市発足後としては初めてでした。