2006年7月26日(水)「しんぶん赤旗」

福岡五輪招致に反対

市民団体 JOC評価委にアピール


 日本オリンピック委員会(JOC)評価委員会が二十四、二十五の両日、二〇一六年オリンピック国内候補都市選定のため、福岡市を訪れ、オリンピック会場予定地や競技施設を視察しました。これにたいして「福岡オリンピック招致に反対する会」は、市民の声をJOC評価委員に届けようと視察先でオリンピック招致反対の宣伝行動を連日繰り広げました。

 二十四日は、選手村などをつくるために密集する産業施設をさら地に整備するとした須崎埠頭(ふとう)を視察するシンクロの小谷実可子選手ら評価委員に「よばんでよかばい。福岡オリンピック」の市民の意思をアピールしました。

 日本共産党の田中みゆき参院福岡選挙区候補(反対する会事務局次長)、福岡市議、市議候補も参加しました。田中氏らはハンドマイクで「二兆七千億円、借金日本一の福岡市にオリンピックを呼ぶことを市民はのぞんでいません」と訴えました。

 田中氏は「市民にムダで、オリンピック精神に反する市の独断専行です。市民の思いを直接JOC評価委員に届けられた。国内候補決定まであと一カ月、がんばります」と語っていました。


もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp