2006年7月22日(土)「しんぶん赤旗」
暮らし応援の公約実現へ
共産党県議団 嘉田知事支える
滋賀
滋賀県知事選で自公民推薦の現職知事を破り初当選した嘉田由紀子知事と日本共産党滋賀県議団が二十一日、県公館で懇談しました。森しげき県議、桐山ヒサ子県議は、嘉田知事と握手し、「知事の掲げた大型公共事業の凍結や県民の暮らし応援の公約実現へ、県議会内外で知事を支える」と表明しました。
森県議は、知事選について「税金のムダ遣いをすすめ、県民の暮らしを破壊する逆立ちした県政から、県民本位の新しい県政、新しい流れをつくりだすうえで大きな意味を持っていました」と述べ、嘉田氏へ当選のお祝いを述べました。
また、知事が凍結・見直しを公約に掲げた新幹線栗東新駅、大型ダム、大津市北部大型焼却炉について、二十日の就任あいさつでも「県民の審判という意味では、厳粛に受け止め、その解決の実現に向けて全力で当たっていただきたい」と述べたことをあげ、「われわれは県民とともに、知事のこの決意と力を合わせ、実現のために全力をつくします」と述べました。
また、障害者自立支援法にかかわる県補助創設や、三十五人学級の知事公約にも、「議会内での論戦をはじめ、議会外でも県民運動を強め、知事を支えて頑張ります」と表明。「もちろん、問題があると考えるときは率直に指摘して、県民のための県政実現に誠実に対応したい」と述べました。