2006年7月20日(木)「しんぶん赤旗」
日本共産党創立84周年記念講演 骨子
政党としての大道を歩む日本共産党
日本共産党幹部会委員長 志位和夫
北朝鮮によるミサイル発射問題――国際社会が一致して外交的解決を
政治の“流れの変化”のなかで政党の値打ちが問われる
第一。自民党政治を根本から変える綱領をもつ党
・綱領がのべている日本社会のゆがみの告発が、国民の常 識となりつつある
・悪政の根源をつき、打開の展望をしめす綱領路線を広く 国民のものに
・人類史の未来についての壮大な展望を掲げている党
第二。草の根の力で政治を動かす党
・草の根の運動との共同で現実政治を動かす――最近の四 つの経験
・なぜ地方選挙で健闘しているか――住民にとってなくて はならない議席
・たえず反共攻撃とたたかい、鍛えられた組織
第三。国民に依拠した財政活動をすすめる党
・政党が誰に目をむけ、誰を基盤に活動しているかの試金 石
・政治と財界の癒着の新しい特徴――政党買収の「年間サ イクル」
・政党助成金――この制度がどんなに政党を堕落、腐食さ せているか
第四。戦前・戦後の一貫した歴史をもつ党
・党をつくって八十四年、なぜ一つの名前で活動できたか
・侵略戦争反対の不屈のたたかいと、その今日的な意義に ついて
・戦後史においても、自民党政治への一貫した対決者とし ての立場をつらぬく
第五。自主独立の立場で、国際連帯をすすめる党
・半世紀前にうちたてた自主独立の立場
・干渉は許さない、相手への干渉はきびしくいましめる、 いうべきことをいう
・世界で新しい友人を広げる信頼の証し――イスラム諸国 との交流にふれて
日本共産党――この歴史で試された旗を高く掲げ、来年の二大選挙で勝利者に