2006年7月13日(木)「しんぶん赤旗」

教育の充実 国責任で

3000万署名スタート

全国から 父母・教員・高校生集う


 「憲法・教育基本法を生かし、すべての子どもにゆきとどいた教育を」と十二日、「ゆきとどいた教育をすすめる会」の全国三千万署名がスタートしました。

 「国の責任による三十人学級の実現を。私学助成の大幅増額を」を掲げ、全国から集まった父母、教職員、高校生ら五百五十人が社会文化会館(東京・千代田区)でスタート集会を開きました。

 三千万署名は十八年目。これまで三億四千八百万人分を集め、東京都を除く道府県で少人数学級を実現、二年連続して私学助成金の五億円増額や授業料直接助成の前進に大きな力を発揮しています。

 集会では、高橋信一・ゆきとどいた教育をすすめる会事務局長が情勢報告をしました。教育基本法「改正」案の継続審議、教職員を減らす行政改革推進法の成立、義務教育費国庫負担率の三分の一への切り下げにたいして「すべての子どもにゆき届いた教育を保障するため署名を集めよう」と呼びかけました。

 父母や定時制高校生、教員らが私学フェスティバル、有権者三割の署名を集めた活動を発表。地域要求、目標を書いたプラカードを掲げて一言アピールをしました。

 丸木政臣代表委員が主催者あいさつ。三輪定宣千葉大学名誉教授が教育予算と学費無償化について講演、「集会アピール」を採択しました。


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