2006年7月1日(土)「しんぶん赤旗」
22・23日に母親大会
澤地久枝さんが講演
長野
第五十二回日本母親大会が二十二、二十三の両日、長野市内で開かれます。
戦争放棄をうたった憲法公布六十年の節目の年の母親大会。「守ろう!生かそう!憲法・教育基本法 手渡そう!子どもたちに戦争のない世界を」をテーマに、各地での憲法と平和を守るとりくみを交流します。
長野県での開催は、第二十七回に続いて二回目です。県と全市町村、教育委員会が後援します。
長野県母親大会実行委員会事務局長の轟博子さんは「町内会の回覧板で母親大会のビラを回し、会場までバスを出す市町村が広がっています。県看護協会が初めて実行委員会に加わりました。長野で憲法と平和への思いを大いに語り合いましょう」とよびかけます。
一日目は二十七の分科会があります。憲法や基地再編、子どもの声に耳をかたむける、障害者「自立支援」法、認定子ども園、社会保障や「官から民へ」の流れを問う、と多彩な内容です。
日本の行方を語るビッグ鼎談(ていだん)、合併を選ばなかった自治体の行政を考えるシンポジウム、無言館とちひろ美術館館長が対談する特別企画、講座もあります。
二日目の全体会では、「九条の会」よびかけ人の一人で、作家の澤地久枝さんが「地球の母であること」と題して記念講演をおこないます。
第52回母親大会の日程と交通
◇分科会 22日(土)午後1時から 信州大学教育学部、長野市民会館、長野工業高校、信州大学工学部、若里市民文化ホールの5会場(いずれも長野市内。JR長野駅前からシャトルバスまたは路線バス経由)
◇信濃路コンサート 22日(土)午後6時から 若里市民文化ホール(各分科会会場からカネボウ跡地行きバス乗車)参加費1000円(会員券とは別です)。
◇全体会 23日(日)午前10時から エムウェーブ(長野市内、JR長野駅東口からシャトルバス経由)
▽問い合わせは、第52回日本母親大会実行委員会電話03(3230)1836または各母親実行委員会。