2006年6月29日(木)「しんぶん赤旗」
教育基本法
理念実現に努力
高知・橋本知事
橋本大二郎高知県知事は、二十八日の県議会本会議で、政府の教育基本法改定案の問題で「従来、教育基本法が示してきた理念に異論はありませんので、引き続き、その実現に努力していきたいと考えています」と答えました。
これは「日本共産党と緑心会」を代表しての塚地さち議員の質問に答えたもの。このなかで塚地議員は「政府が(教育基本法の)改定をすすめるねらいの先には『海外で戦争をする国』『弱肉強食の経済社会』という国策に従う人間づくりがあることは、政府関係者の数々の発言から明白」「今なすべきことは教育基本法の改定ではなく、現基本法の理念の実現にこそあると考える」として橋本知事と教育長の見解をただしました。
大崎博澄教育長も、教育基本法について「高い理想をかかげる立派な法律」であると評価しました。