2006年4月28日(金)「しんぶん赤旗」
質問ダイジェスト
日本共産党国会議員
住民基本台帳の閲覧
DV被害者は除ける
吉川参院議員
25日の総務委員会で、住民基本台帳法改正に関連して、参考人質疑が行われ、吉川春子議員は、DV被害者対策について質問。堀部政男・中央大学大学院法務研究科教授(住民基本台帳閲覧制度検討会座長)は、「今回の法改正の第一一条の二で『その活動に必要な限度において』という規定を置いたことは、DV被害者を(閲覧対象から)法律上除くことができると解釈できる」とのべました。
吉川氏が警察が面的に大量の公用閲覧を行っている問題についてただしたのに対し、三木由希子・情報公開クリアリングハウス室長は「警察での内部チェックがやられているか懸念がある。犯罪捜査のためというが、閲覧される市民の立場から大きな疑問を持っている」と発言しました。