2006年4月13日(木)「しんぶん赤旗」
衆院千葉補選
公正報道求める
共産党 新聞各社に要請
日本共産党の植木俊雄広報部長は十二日、衆院千葉7区補欠選挙の報道について、新聞各社を訪ね、「公正、公平な報道をおこなうよう」要請しました。
植木氏は「選挙は主権者国民が政治に直接参加し、政治のあり方について選択し、決定づける重要な制度である」と指摘。そのうえで、「このようなとき、国民の民主主義をささえるマスメディアが、公正な報道をおこなうことは、社会にたいする重要な責任だと考える。ついては、各社の選挙報道が、それにふさわしいものとなっているかどうか、自主的に検討し、必要な改善を」と述べました。応対した各社の担当者はいずれも「要請について受け止めます」とし、それぞれの立場から「検討する」と答えました。
日本共産党のこの要請は、衆院千葉7区補選の報道で、自民、民主の二つの政党だけが争っているかのような見出しと記事になっているところが少なくないことをふまえ、口頭で要請したものです。要請したのは、「朝日」「読売」「毎日」「産経」「日経」「東京」の各社で、各社は政治部の担当者が応対しました。東漢広報部副部長が同行しました。