2006年3月23日(木)「しんぶん赤旗」
改憲阻止と国民投票法案反対で一致
共社両党首が懇談
日本共産党の志位和夫委員長と社会民主党の福島瑞穂党首は二十二日夜、東京都内で懇談し、憲法問題についての現状と今後のたたかいについて広範な意見交換を行いました。懇談には、日本共産党から市田忠義書記局長、穀田恵二国対委員長、社民党からは又市征治幹事長、日森文尋副幹事長、重野安正国対委員長が同席しました。
この懇談は、日本共産党が一月に社民党に対し、憲法改悪反対、九条擁護での両党間での共闘に向けた党首会談を申し入れたことを受けて開かれたもの。
懇談では、憲法改悪反対と九条擁護での国民的多数派をつくるための努力をお互いが進めていくことを確認しました。当面、改憲のための国民投票法案に反対することが重要な課題だという認識で一致し、それを許さないたたかいを進めていくことを確認しました。
志位氏と福島氏は、今後、必要に応じて話し合いをもっていくことでも一致しました。
懇談後、志位氏は「一歩一歩関係が前向きに発展していくことを願っている」と語りました。