2006年3月20日(月)「しんぶん赤旗」
平和へ手をつないで
婦人民主クラブ(再建)60周年のつどい
婦人民主クラブ創立六十年を記念して、婦人民主クラブ(再建、一戸葉子会長)が十九日、東京都武蔵野市内で「婦人民主クラブ創立六十周年記念のつどい 私たちは平和を手離さない」を開き、約二百五十人が参加しました。
一戸会長が、山口県岩国市での住民投票での米艦載機ノーの結果や、九条の会結成のひろがりにふれ、「六十年の歩みが日本の進歩に役立ってきたことを確信に、あすから、六十一年を切りひらく活動に踏み出していきましょう」と主催者あいさつしました。
日本婦人団体連合会の堀江ゆり会長が、戦後の女性運動のなかで平和運動を常に高く掲げてきた婦人民主クラブの役割を話し、「ともに手をつないで連帯し、新しい歩みを」と来賓あいさつしました。
女性たちが敗戦の廃虚から立ちあがり、一九四六年三月に婦人民主クラブを創立。平和と民主主義、くらし、女性の地位向上、子どもの幸せなど、多彩な要求を掲げてたたかい行動し続けてきた歩みを紹介するDVD「婦人民主クラブの六十年」を上映。女優の佐々木愛さん(劇団文化座代表)が「劇場のそとで 母の想いを受け継いで、今」と題して記念講演。前進座による舞踊が披露されました。
高円寺支部で六十年近く活動してきた小澤清子さん(90)=東京都中野区在住=は、「体調が許せば6・9行動に参加しています。戦争は二度といやという思いで行動してきたことを、あらためて思い出しました」と話します。
記念レセプションで、日本共産党の石井郁子副委員長・衆議院議員が、あいさつしました。