2006年3月13日(月)「しんぶん赤旗」
30カ所で「医療改悪反対」
東京・板橋 共産党支部が宣伝
「医療費値上げに反対の声をあげましょう」。十二日午前、東京都板橋区の日本共産党の五つの支部が合同して、三組にわかれ路地や商店街の三十カ所でハンドマイク宣伝をしました。
「お年寄りは病院の窓口でいまの倍の二割、現役なみの所得がある人は三割を払えというとんでもない中身です」―。党双葉支部の五代儀(いよぎ)隆さん(64)が訴えます。通りがかりに聴いていた男性(65)は、「どんなふうに制度が変わるのか全然知らなかった。そんなのは困ります。共産党にがんばってほしい」と、法案の撤回と医療の充実を求める署名にすぐに応じました。
双葉支部の堀川重晴支部長(72)は、「今回の改悪は、公的医療を根本から崩すもの。改悪の中身を知らない人が多いだけに、一人でも多くの人に知らせ、反対運動をひろげたい」と話します。