2006年3月9日(木)「しんぶん赤旗」

「9条は宝」 国際女性デーに1000人


 くらし、権利、平和のために世界の女性が立ちあがった八日夜、「憲法九条は世界の宝 いま、連帯と行動のとき」を掲げ、「二〇〇六年国際女性デー中央大会」(主催・大会実行委員会)が東京・九段会館で開かれ、千人が参加しました。

 堀江ゆり実行委員長(婦団連会長)は「世界の女性から、暗い空に輝く星といわれる憲法を守る責任が、私たち日本の女性にあります」と主催者あいさつしました。

 「世界の意思決定の場において、女性が相応の地位を占められるようにしましょう」とアナン国連事務総長や国際民主婦人連盟など、海外、国内団体から多数のメッセージが寄せられました。

 江尻美穂子さん(YWCA理事長)が講演。寸劇で「憲法、教育基本法改悪を許さない」(教職員)、「消費税を払えば食えず、食えば払えず」(業者)、「真の男女雇用平等法を」(全労連)とアピールしました。

 憲法改悪をするな、イラクからの自衛隊即時撤退などを求めた日本政府への決議、アメリカ政府への決議を拍手で採択。大会後、イルミネーションデモ行進をしました。

 日本共産党の紙智子参院議員が連帯あいさつをしました。


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