2006年3月5日(日)「しんぶん赤旗」

京都府知事選

くらし応援、憲法守る

衣笠さんと穀田衆院議員が訴え


 京都府知事選(二十三日告示、四月九日投票)に京都の民主府政の会の推薦で立候補する衣笠洋子さん(56)は四日、日本共産党の穀田恵二衆院議員・国対委員長の応援を受け、京都市内で「くらし応援、憲法九条を守る府政に変えましょう」と支持を訴えました。

 午後二時すぎから市内左京区の百万遍で民主府政の会左京区連絡会の人たちなど約五百人の市民を前におこなわれた街頭演説で、衣笠候補は、民主府政の会がおこなった府民アンケートに三万一千人あまりの回答が寄せられたことを紹介しました。

 府民のくらしを守る政治、若者が明るい希望をもてる京都、小売業者が元気になる京都をつくりたいと訴えるとともに、憲法九条を守れの声を全国に発信しましょうと訴えました。

 国会から駆けつけた穀田衆院議員は、民主党のメール問題で自民党の悪政を塗りつぶすことはできないと指摘。ライブドア事件、耐震強度偽装問題などで民主党がきぜんとした立場をとれない背景に、建築基準法改悪や商法の改悪に自民党とともに賛成したことがあるとのべました。

 山田京都府知事が小泉「構造改革」を天まで持ち上げていることを指摘し、この府政を衣笠さんで府民にあたたかい府政に変えることが今回の知事選の大きな課題であるとし、衣笠候補への大きな支持を呼びかけました。

 左京区岩倉の女性(86)は「介護保険料も医療費も上がるのに年金は上がらない。介護保険料は何度もあがっている。衣笠さんに知事になってもらってくらしを守ってもらいたい」と話していました。


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