2006年2月28日(火)「しんぶん赤旗」

町田(東京)で5氏全員当選

宇美(福岡)・ときがわ(埼玉)町も


 二十六日投・開票された地方議員選挙に日本共産党は一市二町の八氏が立候補してたたかいました。開票の結果、東京都町田市で現職五氏が、福岡県宇美町で現職と新人各一氏が、埼玉県ときがわ町では前職一氏が当選、あわせて一市二町の八氏全員が当選しました。

 東京都町田市議選(定数三十六)は、日本共産党は一万六千九百十六票(得票率12・1%)を獲得し、殿村健一(51)、高嶋均(51)、細野龍子(51)、佐藤洋子(61)、佐々木智子(50)=いずれも現=の五氏が当選し、現有五議席を確保しました。投票率は44・1%でした。

 日本共産党は、投票率が前回市議選(二〇〇二年)より4・6ポイント低下したもとで得票数は前回比99・4%、得票率は0・5ポイント伸ばしました。昨年の総選挙比例代表と比べると、得票数は99・5%、得票率は4・4ポイント伸ばしています。

 市議選で日本共産党と党後援会は、自民、公明、民主、社民、生活者ネットなど「オール与党」の市政が進める二百億円の新庁舎計画や、高齢者入院見舞金の廃止など福祉施策の切り下げを批判。市民負担増と対決し、学校の机、いすを改善させるなどの実績を示し、「日本共産党の五議席確保で新庁舎の無駄遣いをやめさせ、市民の願いにこたえる市政を」と訴え、支持を広げました。

 福岡県宇美町議選で、現職・山野よしのり氏(55)と新人・なるみ圭矢氏(31)(党宗粕地区福祉青年対策部長)の二氏が当選、現有二議席を確保し、議案提案権を獲得しました。選挙戦は定数二削減の十六議席を十七人で争う少数激戦でした。

 合併に伴う埼玉県ときがわ町議選(定数十六、十減、立候補十八人)は、前玉川村議の野原和夫氏(56)が四百九十二票(得票率5・56%)を獲得して当選、新町議会に党の議席を確保しました。


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