2006年1月15日(日)「しんぶん赤旗」
新三役が記者会見
日本共産党第二十四回大会で十四日、選出された志位和夫委員長、市田忠義書記局長、石井郁子、緒方靖夫、浜野忠夫各副委員長の三役は、大会後、記者会見し、新体制となった感想や新しい政治情勢、来年の全国選挙に向けた決意などについて、記者の質問に答えました。
志位氏は大会が大きな歴史的成功をおさめ、「新しい綱領にもとづく情勢分析、政治方針の生命力が発揮され、全国の草の根の党の血となり肉となった」とのべました。
今後のたたかいに関連して、「平和とくらしをめぐるたたかいがこれまでにない層に広がる条件がある」と指摘しました。憲法擁護闘争や自治体ぐるみのたたかいに発展している「米軍再編」のたたかいなどの広がりを示すとともに、侵略戦争正当化の問題でも靖国参拝に広範な批判がわきおこる状況になっている新たな政治的変化を紹介。日本共産党が平和とくらしをめぐって無党派の人々との共同をいっそう強めていく決意を語りました。
不破哲三氏の議長職退任の感想を問われ、「大変合理的な指導部交代の判断だと受けとめた」とのべ、今後集団の英知を結集して党運営の職責を果たす決意をのべました。