2006年1月12日(木)「しんぶん赤旗」
日本共産党第二十四回大会にたいする中央委員会報告(骨子)
幹部会委員長 志位和夫
■決議案第一章(自民党政治の異常な特質と、日本改革の方針)について
過去の侵略戦争を正当化する異常――
決議案の警告が現実のものに
・一段と深刻になった日本外交の孤立と破綻
・侵略戦争の正当化という問題の性格、位置づけについて
アメリカいいなり政治の異常――
「米軍再編」、憲法改悪とのたたかい
・「米軍再編」の動きとのたたかいについて
・憲法改悪反対のたたかい――この策動の狙いが明りょうになってきた
・世界の構造変化と憲法九条への国際的注目
・日本とアジアの平和にかかわる歴史的闘争――国民的多数派の結集を
大企業中心主義の異常――
社会的連帯で社会的反撃のたたかいを
・貧困と社会的格差の新しい広がりと、日本共産党の役割
・社会的反撃の焦点――庶民大増税、社会保障連続改悪、安定した雇用
・「新自由主義」という特徴づけについて
・耐震強度偽装事件と規制緩和万能論の破綻
・社会的連帯で社会的反撃を
国民中心の新しい日本への条件をはらんだ歴史的転機
■決議案第二章(二一世紀の世界の構造変化と日本共産党の立場)について
今日のアメリカをどうとらえるか――
新しい綱領をふまえて
・一国覇権主義と、その孤立・破綻について
・国際問題を外交交渉によって解決することを模索する動き
・新しい綱領の帝国主義論のもつ先駆性を示す
地域の平和共同体――
「新自由主義」の押し付けは世界で破綻している
・「平和秩序」「経済秩序」で、進歩の流れが力づよくおこっている
・東アジアの平和共同体――九七、九八年の通貨・金融危機の教訓
・ラテンアメリカの民主的変革――IMF路線の大破綻が重大な契機
日本共産党の野党外交――
二つの問題について ・東アジア共同体と日本外交――決議案の四つの提言がいよいよ重要
・中国共産党との理論交流と、新しい綱領の生命力
■決議案第三章(国民要求にこたえ、党を語り、国政選挙と地方選挙での本格的前進を)について
決議案全体が、教訓をふまえた、選挙方針ともなっている 政党としての大道を歩む日本共産党――
この間の情勢の進展をふまえて
・党の綱領を党活動の指針として大切にしている党
・支部を基礎に自前の組織をもち、草の根で国民とむすびつく党
・国民に依拠した財政活動をすすめる党
・戦前・戦後の一貫した歴史をもつ党
・自主独立の立場で国際連帯・交流をすすめる党
選挙をたたかう方針について ・選挙戦にむけた政治的訴え――「党を語る集い」と対話活動を
・三つの全国的選挙戦の政治目標と基本方針について
参議院選挙――比例代表選挙の訴え方について
いっせい地方選挙――県政問題の日常的とりくみ
総選挙――小選挙区のたたかいと「供託金支援基金」について
統一戦線の展望について
■決議案第四章・第五章(国民運動、党建設)について
党建設の到達点と、当面する目標について
党建設を本格的前進の軌道に――
綱領学習、「政策と計画」について
・すべての党員が綱領学習を――不屈性、先見性の土台
・「政策と計画」をもった「支部が主役」の党づくりをどうすすめるか
「政党としての大道」にたった活動
党建設の歴史的発展をかちとった、試されずみの方針
政治目標とともに、要求活動、党建設の方針を
活動のなかでたえず豊かに充実させ、生きた指針に
「政策と計画」をもった総合的活動のなかで党勢拡大の独自追求を
支部からみて知的・理論的にも、人間的にも信頼される党機関を
労働運動の前進と、職場支部の強化について
・歴史的転機にある労働組合運動
・すべての職場支部が「政策と計画」をもった活動を
若い世代のなかでの活動の強化と党建設について