2005年11月21日(月)「しんぶん赤旗」
活気・安心の木曽町に
町長選 田中氏必勝へ決起大会
長野
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長野県木曽郡の四町村合併にともなう木曽町長選挙(二十七日投票)の告示を二日後にひかえた二十日、「木曽を考える会」から出馬する田中勝己前木曽福島町長(68)の総決起大会が、同町の木曽福島会館で開かれました。午後七時からの決起大会には五百人を超す町民が参加し、田中必勝への熱気がみなぎりました。
後援会長の浦沢英一氏(元三岳村長)があいさつ。選対の桜井昭雄氏(元木曽福島町議会議長)が選挙方針を報告。各界から激励と決意の発言が続きました。
田中候補は決意表明で、「町の活性化に全力をあげました。『町が変わった』といわれ、観光客も増えました。木曽町は、豊かな自然、歴史と文化の町です。こうした資源をもとに観光と農林業を結合して発展させることが大事です。冬はバス停までの足が不安というお年寄りの声にこたえて、交通体系の整備など、安心して暮らせる町づくりを進めます」と訴えました。
さらに「私が日本共産党員であることで心配する人がいますが、私は町民の利益第一の立場を貫いてきました。地元選出の国会議員と協力して、ケーブルテレビ網に国の補助を実現するなど、国との関係でも心配はいりません」と強調しました。
町長選には、磯尾秀雄氏(60)=前木曽広域連合事務局長=も立候補を予定しています。