2005年11月16日(水)「しんぶん赤旗」
第五回中央委員会総会について
二〇〇五年十一月十五日 日本共産党中央委員会書記局
一、日本共産党第五回中央委員会総会(五中総)は、十一月十四日午後〜十五日の二日間、党本部で開かれた。
一、総会には、第二十四回党大会決議案が提案され、会議の最初に志位和夫委員長が幹部会を代表して提案報告をおこなった。
志位委員長は、決議案全体の特徴について――(1)新しい綱領の確定後初めての大会であり、決議案は綱領を指針に綱領にそくして内外の情勢をとらえ、党の任務を明らかにしている、(2)二〇〇六年、〇七年を展望して、選挙闘争、国民運動、党建設の各分野で活動の大胆な発展の方向を提起している――の二つの角度からあきらかにし、各章の内容、特徴を重点的に説明した。
一、総会にはまた、第二十四回党大会議案「『衆議院小選挙区選挙供託金支援基金』の設置について」が提案され、大幡基夫選対局長が趣旨を説明した。
一、総会では、提案された二つの議案について討論し、二十八人が発言した。
一、石灰睦夫組織局長が、「第二十四回党大会代議員選出の方法と比率について」提案し、総会はこれを承認した。
一、志位委員長が二つの議案の討論についての結語をのべ、討論にもとづく決議案の修正点などを提案した。志位委員長はついで、大会にむけた党活動について、二つの大きな仕事をやりあげることを強調した。第一は大会決議案をすべての党員に届け、すべての支部で討議して練り上げることである。第二は、大会にむけた「大運動」の目標達成に挑戦し、大会を党勢の高揚のなかでむかえるために力をつくすことである。この「大運動」のとりくみのなかでも、(1)党活動の政治的・理論的な推進力として、(2)たたかいの指針として、(3)「大運動」そのものの党建設の指針として、大会決議案を生かしてほしいと強調した。
一、総会は、結語での修正点を含めた第二十四回党大会決議案および「供託金支援基金」の提案を全員一致で承認した。
一、総会は、文字通りの全党的討議を組織し全党の知恵と力で大会決議案を練り上げること、それを力にしながら「党勢拡大の大運動」で大きな飛躍を実現することを誓い合って、終了した。