2005年11月7日(月)「しんぶん赤旗」
マンションセミナー開く
共産党 法制など基礎知識学ぶ
五日、日本共産党の団地マンション対策委員会主催による初の「マンションセミナー」が大阪市内で開かれました。近畿各府県から地方議員、地区マンション対策委員、支部代表ら百三十人が参加し、会場はいっぱいになりました。
このセミナーは、都市部でマンション住まいが増え、居住人口が千二百万人に達していることから、ここに暮らす人々の相談や要求など問題解決に党議員や支部が積極的に取り組むため、マンションにたいする基礎的知識や相談を受けるにあたってのノウハウを学ぶ機会として開かれたものです。
榎本武光弁護士が最近のマンション法制を解説したのにつづき、千代崎一夫・マンション管理士が豊富なマンション相談例や経験を紹介し、専門家でなくても立派なアドバイザーになれることを強調しました。
日本共産党が六月に発表した「安全、快適で長持ちするマンションをめざす提言」について榛田敦行・党政策委員が説明。参加者からは経験報告とともに「提言」に対する改善意見もだされました。
最後に吉村吉男・党組織局次長は、これを機会にマンション分野での活動にさらに力を入れることや、出された疑問や意見については、研究、検討をさらに深めると述べました。