2005年11月7日(月)「しんぶん赤旗」

新婦人全国大会閉会

小児夜間医療など次々実現

市民が喜ぶ存在に

大阪の支部


 「日本とアジア、世界の女性が力を合わせて、世界の宝・九条を守り抜こう。全国の会員が心一つに、新たな一歩を踏み出そう」とよびかけて新日本婦人の会(新婦人)の第二十二回全国大会が六日、東京都新宿区内で二日間の日程を終えました。全国から代議員約千人が参加しました。


 討論では、女性の思いや要求を大切にしてきた、豊かで幅広い要求実現の活動、小組活動を交流しました。大阪府河内長野支部の森恵美さんは、道路や公園整備、駅前ビルの温水プール設置など、街づくりの要求を次々と実現した活動を報告。「八年前の会員の子どもの死をきっかけに、小児夜間救急医療を実現。以来、新婦人の粘り強い要求実現運動は市民から喜ばれ、この街になくてはならない存在になっています」と話しました。

 平和への思いを寄せた鮮やかなパッチワークのタペストリーや絵手紙が壇上に登場。代議員が「会員一人が増えれば、一人の平和の担い手が増える」、「新婦人に入ってよかった。楽しく勉強になり、仲間が増えて元気が出る」と活動の経験、奮闘を発言しました。

 大会は新中央委員を選出。大会決議と「憲法改悪を許さない女性の共同を大きく」とよびかけた特別決議を会場いっぱいの拍手で採択しました。

 新役員は次の通り。(新以外は再任、敬称略)

 ▽会長=高田公子▽副会長=笠井貴美代、高橋和枝、小松久子(新)▽事務局長=玉田恵▽事務局次長=吉田きよ子、米山淳子


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