2005年11月7日(月)「しんぶん赤旗」

「復興必ず」誓う

中越大震災1周年集会

新潟県災対連


 災害被災者支援と災害対策改善を求める新潟県連絡会は五日、長岡市で「中越大震災一周年メモリアル集会―すべての被災者・被災地の復興をめざして」を開き、三百二十人が参加しました。

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員、同仁比聡平参院議員、自民党の長島忠美衆院議員(前山古志村長)、森民夫・長岡市長らが出席しました。泉田裕彦知事、小千谷市、十日町市、川口町、見附市の各市町長もメッセージを寄せました。

 山崎栄三連絡会代表は「生活再建支援法の改正を求める署名を国会に提出し、復興に取り組んできたが地域により格差もある。復興を成し遂げるためにさらに力を尽くしていこう」とあいさつ。

 高橋議員は「災対連の皆さんと手を結び、一つひとつ施策を前進させてきた。必ず復興の道が開けると確信してがんばっていきましょう」と激励。森市長は「被災者は最後の一人まで救う。復興の道半ばだが、協力をお願いして、一生懸命やることをお誓いしたい」と述べました。

 被災者五人が報告。「作付けできなかった二割の田んぼを国の制度で直す。コメを作ることが生きがいであり、前向きに復興に向かっていきたい」(上村健輔さん)、「山古志に帰るたびに死んだ三十頭の牛に線香をあげ、必ず戻ってくると誓っている。日本一おいしい牛肉を作る夢に向かってがんばっていきたい」(関克史さん)などと思いを語りました。

 集会では、宮入興一・愛知大学教授が講演しました。


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