2005年11月2日(水)「しんぶん赤旗」

渡辺区議　襲われ負傷

犯人逃走　区議選直前、宣伝中に

東京・葛飾

　六日告示、十三日投票で区長・区議選の行われる東京・葛飾区で、日本共産党の渡辺好枝区議が一日朝、ＪＲ新小岩駅北口で定例の街頭宣伝中、うなり声をあげて近づいてきた男に体当たりされて突き飛ばされ、転倒し、頭部打撲と左手首の関節内骨折で全治三カ月の重傷を負いました。

　渡辺区議は居合わせた運動員に、すぐに病院に運ばれ、治療を受けました。

　事件当時、現場は通勤・通学の人たちで混雑し、犯人の男は雑踏にまぎれて逃走しました。

　日本共産党葛飾地区委員会は二日にも犯人を氏名不詳のまま告訴する予定です。

　日本共産党葛飾地区委員会の小林郁夫地区委員長は、「区議候補であり、党区議団長として区民のくらしを守る政治を実現するため先頭に立って活動している渡辺好枝さんの活動を暴力で妨げるなど言語道断です。団長への直接攻撃は党全体への攻撃でもあります。断固たる措置をとるとともに、吉川のりあき区長候補（無所属新人、日本共産党推薦）と日本共産党の六人の区議候補の全員当選で卑劣な攻撃に反撃したい」とのべました。